

即興の歴史
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tingklik:11本のbamboo(日本の竹より薄くて節が長い)を並べた
旋律打楽器です。岡部さんが使用しているものは1オクターブを
5等分したスレンドロ音階に調律されています。
バリ中部のウブド村あたりではソロまたは2台の
合奏で使われます。家庭的に愛好されている楽器で、夕方になると
あちこちから聴こえてきます。バリ西部のヌガラ地方ではtingklik族
の大合奏ガムランJugog(ジュゴグ)があります。
篳篥:日本に古くから伝わる雅楽の楽器で、ダブルリードの立て笛です。
1400年前に中国から伝来したといわれ、雅楽では主旋律を担当、「地に立つ人の
声」を表現しているとされます。結婚式などでも使われています。